ヤャラと山田の比較

ブログはお久し振りのヤツハシです。
今回は、ヤーマンダが強すぎるこの雪原環境下、どうにか推しヤケのヤャラドスを使うために、それぞれの利点を洗い出してみます。
尚、同じくエスバ対策枠であるヤンドロスについては、彼が独自の立場を築いており、どちらとも競合するものではないと考えたため、今回は触れないものとします。
※以下常体

 

対エースバーン性能

まず繰り出しについては、耐性差の影響が精々鋼技程度しかなく、耐久もB1の差しかないためトントン。
遂行については、ヤャラはジェットへの繰り出しにスチル→抜群ロックと動く必要があり、読まれてアークを選択されるなど、突破される危険性がある。
神秘の雫を持てばスチル→ストリームで珠ダメ込みで安定して遂行できるが、利点の一つである対ミミッキュ性能(後述)を落とすことになる。
対するマンダは、ドラグーン→ジェットで遂行でき、S上昇のお陰でその後の展開も美味しい。
飛び跳ねるを撃ち落とせることもあり、マンダの方が優勢だと言える。

ランドロス性能

繰り出しはエスバに同じ。
遂行力だが、ヤャラは偶発対面で威嚇が入ると、鉢巻か2倍雪崩以外に無振りを一撃で落とす手段を持たない。
HBに対しては、繰り出しからでもそれらが必要となる。
一方マンダは、チョッキ以外は珠ドロポン圏内にあり、Sに薄いランドなら上から落とすこともできる。
しかしダイマに対してはこれは逆転し、ヤャラは牙アイスで無振りが霰込みで確1になるが、マンダは一撃で落とすことができない。
剣舞や珠ジェットに繰り出す場合、マンダはこの1ターンの差で突破されてしまう。
起点作りやクッションにはマンダ、アタッカーにはヤャラが有利だと言える。

ドリュウズ性能

繰り出し面だが、ヤャラは鋼を半減にでき、その他に耐性差が与える影響もないため、ヤャラが優位である。
遂行の面についても、ヤャラはスチルを積まれない限り無振りダイマを確1にできるのに対し、マンダは一撃で落とすことができない。
相手がヤリュウズでもなければ、この点は完全にヤャラが勝っている。

ミミッキュ性能

マンダは言うまでもなく無理である。
ヤャラも繰り出しは流石に厳しいため、皮有りか皮無し1舞の対面処理を前提とする。
特化A1↑珠じゃれは確定耐え、こちらからはH252までアイテで皮ダメ込み確1にできる。
アッキを発動された場合、鉢巻かゴツメ2回がないと落とすことはできない。
ダイマを切られた場合、帯持ちでないと珠にもアッキにも撃ち負ける。
雪原環境のミミッキュは、ダイマアタッカーより後詰めを担うことが多いため、鉢巻かゴツメがあると良いだろう。
ミミッキュ対策はその性質上、対面勝ちできるヤケモンの数がものを言うため、これはヤャラの明確な利点だろう。

対ウオノラゴン性能

まずヤャラだが、エラ噛みを2耐えするため、ゴツメ3回とスケショ3発で相討ちとなる。
が、確率的に必然力圏外で、技スペ的にも厳しいため、基本はサイクルで削れたウオノラをゴツメで仕留める役回りとなる。
マンダの方は逆鱗への繰り出しこそ無理なものの、相手が陽気なら鉢巻エラ噛みも26.17%の乱2に抑えることができ、ヤットに匹敵する対ウオノラ性能を持つ。

カミツルギナットレイ、ゴリランダー性能

後ろ2体については、ヤャラが役割を持つことはできず、マンダにとっては語ることなど皆無なほどに有利なため、カミツルギの項に纏めた。
そのカミツルギについてだが、少し複雑なので以下の表を見てほしい。
相手のそれぞれの持ち物で、各技への繰り出しができるか否かを纏めたものである。
前提として、こちらはH12 B244、相手は陽気A252、ヤャラは大文字、アイテ採用とする。

・ヤーマンダ

ソウゲン
スチル ×
ナックル
ジェット
アタック
剣舞

・ヤャラドス

ソウゲン × ×
スチル
ナックル
ジェット
アタック
剣舞 ×

御覧の通り、この点は基本マンダ有利である。
更に言えばヤャラの場合、こいつとナットにしか刺さらない大文字を積む必要があり、ヤャラの強みである技範囲を狭めることになる点に注意すべし。

崩し性能

まずヤャラだが、技範囲こそ優秀なものの、肝心の火力がかなり低く、所有者が固定され易い鉢巻を回さない限り、崩し性能は低い方である。
しかし鉢巻さえ回せば、一貫性の高いエッジとアクテでナットとポリ2以外は大凡崩すことができるようになる。
対するマンダだが、攻撃範囲が非常に優れており、眼鏡を持ち常に適切な技選択をすれば、HDポリ2以外の環境ポケモン全てを2周以内で崩すことができる。
またダイマ適性もとても高く、中盤終盤にダイマを切ってそのまま全抜きすることも少なくない。
型を誤認させ易く、役割対象であるカバランドを逆に誘うこともできる、とヤケモン界トップクラスの崩し性能を有している。
この点は、マンダの方が優れているだろう。



結論

基本ヤーマンダの方が強い。






正直この内誰かは入ってくるであろうヤット、ブルル、ヤリュから鉢巻奪わないといけないのが辛い。
然りとて鉢巻でないなら敢えてマンダにしない理由も薄いし。
使うなら両採用が丸いかね。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。